熱処理に関して
■総焼入れ(ソルトバス・油焼入れ)
主にSKS材S-C材、表面から中心部分まで全体に焼入れする方法
■真空焼入れ
総焼入れを真空状態に行う方法、表面が荒れない。
■高周波焼入れ
高周波の熱線を極接近させて焼入れする方法、表面(数ミリ)だけ焼きが入る。
■浸炭焼入れ
表面に浸炭を添加させながら焼入れする方法、表面(0.5~1ミリ)だけ焼きが入る。
■窒化処理
様々な方法があるが、変態させずに窒素を表面に取り込むことにより表面(0.02ミリ)
だけ硬化させる方法。
■焼き戻し
焼入れ後に必ず行う。高温戻しと低温戻しがある。