「クリタテクノのホームページは誰が触ってるのですか??」っと、いわゆる「中の人」って言うことですよね。実は中の人は営業部の服部がトータル的に更新しています。
勿論、お問合せを頂いた場合の窓口も営業服部が対応させていただいています。お問合せの電話を頂ければ声を聴いていただく事も可能です。
リーマンショック最中、作ってはあるが全く機能していないホームページから仕事を取れないかな?っと言う発想からクリタテクノのホームページは活発的に更新され多くの情報を発信するツールとなりました。その結果、多くのお客様と出会い、多くの加工屋さんと出会うことにもなりました。その勢いは驚異的でクリタテクノのつながりは今まで以上に広がりました。
ホームページ更新委員会誕生
社員によるボトムアップで全て動いていました。
メンバーは、設計開発から一人・製造技術から一人・営業から一人(中の人服部)・取締役かた一人の4人構成でした。メンバーは各自の得意分野を持ち寄り、「必ず他人の意見を否定しない」を念頭に置きホームページの更新を開始しました。
素人集団ですから何処から手を付けたらいいのか?何をどうやって触ったらいいのか?すべてが白紙状態で、メンバーのクリタテクノに対する熱い思いでホームページ更新委員会は運営できていました。
■クリタテクノホームページ更新委員会リーダーは私です、お問い合わせは私が承ります。お気軽にお問合せください:)→中の人営業はっとり
ホームページ更新委員会を運営する為のルール
ホームページ更新委員会を運営する上でいくつかのルールを作りました。
①「いいね!」の精神 メンバーの意見を否定しない肯定すること!
②「勝手はダメ」チェックは必須 監査役として取締役に入っていただき意見を頂く!
③「時間は有限」短時間集中 会議は週1時間、準備は各自でおこなう!
④「共感を生む」情報の公開 情報の社内への公開、進捗を毎週朝礼でリーダーが報告をする!
⑤「予算は無」知恵を使う 予算は賭けない!
以上のルールを守り運営する許可をいただくことに成功しました。
試行錯誤の連続時期
HTMLすら知らないメンバーですから何から手を付けたらいいのか全く分からないの現実でした。初めに手を付けたのは、既存のホームページに何らかの情報を「盛って行こう」でした。
自分たちが、クリタテクノのホームページをお客様目線で見たときにゲージが欲しくなるにはどうしたらいいのか?をPDCAサイクルを使って意見を出し合いました。(なんだかQC活動のようですね、QC活動でしょ)
最低限の知識でHTMLを使い情報公開をしアクセス解析で人の出入りを確認しました。反応が無い様でしたら翌週には更新してユーザーの反応を見ていました。
これ位しか出来なかったんですよね。
また、バナーも色々な種類を用意して、よりユーザーの反応の高いものをセレクトしました。色やサイズなどは頭をひねりました。
驚きの効果発見!動画xホームページ
更新を続けて、社内へ進捗情報を発信していた時に「自社ブランド品の直角度測定器は売れないのか?」っと興味を持っていなかった社員さんからコメント?御告げ?をいただき直角度測定器の販売をホームページ更新委員会で前面に押すと決定する!
何より、興味を持っていない人に揺って頂けたことに感激です。
そこで、ホームページ更新委員会で早速会議を開きました。すると、生産技術のメンバーがボソリっと!!「直角度測定器の使っている所を動画にして公開してみては!」っと、即!言いだしっぺの生産技術メンバーに動画製作を依頼し出来たのがこちらです。→http://www.youtube.com/watch?v=eylbayDTVvw
思いのほか完成度が高く、後に直角度測定器の売上を伸ばす最強ツールとなりました。
■直角度測定器動画、ホームページによる公開後の販売実績
公開前と比較したところ 3.7倍に!
更に従来1モデルだけだった直角度測定器が、お客様の要望や社内からの提案で6モデルまで増えました。
■直角度測定器→http://k-rt.sakura.ne.jp/products/rightangle/
ホームページからの初受注!そして、新商材の発明へ
ホームページ更新委員会発足後の初受注を2010年2月に頂きました。内容も今までに無い業界で社内報告をした際のザワメキもしっかり覚えています。
お昼休憩の時間に一本の電話が!ジュエリー製造販売メーカーさんより特殊治具の相談でした。お客様は、困りに困っていた様でお問合せをいただき即お邪魔することに決めました。
問題は、クリタテクノの実績を基に特殊チャックを設計製作することで見事解決しました。
■他業種からの発想で生まれた新商材
後にこの出会いが、クリタテクノオリジナルブランド「円ゲージリング」と「小型特殊チャック」へと発展します。円ゲージリングは、生産数が4~6個/月と多くは生産できないのですが、2ヶ月待ちとなるほど好評いただいています。小型特殊チャックに関しても、新しく開発した専用検査治具でワーク固定部に採用され、大手自動車メーカーさんで使っていただいています。
■AVIチャック→小型特殊チャック
■円ゲージリング→http://k-rt.sakura.ne.jp/engagering/
ソーシャル・ネットワーキング・サービスで更にweb営業加速!
クリタテクノと言って外せないのがソーシャル・ネットワーキング・サービスだと思います。
2009年ホームページ更新委員会発足と同時にメンバーにはtwitterアカウントを取得させ、ソーシャル・ネットワーキング・サービスによる情報公開も並行して進めました。
2010年には、facebookをクリタテクノはいち早く導入しホームページとの連動を実現させました。懐かしい話ですが、今ではfacebookページと言いますが当時はファンページと言いましたね。
この、facebookとホームページの連動は、クリタテクノのweb営業を激変させてくれました。アクセス数・問い合わせ数・受注数を右肩上がりにしてくれました。
web営業導入前と現在
新規受注件数ホームページ更新委員会発足後
2009年6月~2013年3月現在
82社達成 年間20社以上
そして、会社への理解
少しづつですが、ホームページ更新による実績が理想から現実へ変わってきました。この、実績は事実で誰も疑う事はありませんでした。ボトムアップからのプロジェクトは2012年年始経営方針にまで組み込んで頂けるまでに成長し、関わったメンバーは、今までの活動が間違いではなかったことを確信した瞬間でもありました。
■2013年3月現在で、月当たりお問合せ 40件を超え
■新規受注 4社を超え
当然の事ながら、新規受注頂いたお客様は固定客となって頂くように工夫し継続的にお仕事をくださるお客様も着実に増えてきています。
思いはいつもお客様の為
この活動(ホームページ更新委員会)は、お客様のお困りごとをクリタテクノのチカラを全て出し切って解決することが使命だと活動中に見えてきたのは事実です。
お客様あってのクリタテクノであってホームページ更新委員会だと思っています、そのお客様の要望に応えれた瞬間の爽快さは何度体験しても気持ち良いのです。
■お客様から多くのコメントを頂いています→お客様の声
そして、活動は世界中に!
同時にホームページ更新委員会の活動は、クリタテクノのwebへの敷居を下げる効果へとつながりました。
そして、クリタテクノはwebを通じて世界中の横へのつながりへ入りました。
それが、全日本製造業コマ大戦です。
事の発端は、ソーシャル・ネットワーキング・サービス「facebook」です。日本各地の製造業の方々と強いつながりで日本の経済を底上げする為に「webでつながり、モノづくりで絆を深め、世界を動かす」この大きなプロジェクトに関わっている事で多くの学びを頂きました。
学び① 地域経済における製造業の重要性
学び② BtoC販売知識
学び③ 子どもたちのモノづくりへの熱い思い
■地域経済における製造業の重要性はこちら→2013年11月3日コマ大戦北名古屋市場所開催決定
■BtoC販売第一弾はこちら→円ゲージリング
■BtoC販売第二弾はこちら→GAUGE KOMA replica
■子どもたちのモノづくりへの熱い思いはこちら→2012年10月子どもコマ大戦開催
今後のクリタテクノホームページ更新委員会は
物事は継続できるかで成功の確率が大きく変わると思います。
決めたことはやり通す。
勿論、決めたことが成功する確信を持っていなければ継続する意味もありませんが、成功を確信して活動している以上は最後まで続けます。
今後も、お客様の笑顔を沢山いただけるようにクリタテクノは工夫し持っている力を十二分に発揮し続けます。
■クリタテクノ会社概要はこちら→会社概要