この様な特殊ハサミゲージが得意です
クリタテクノでは、JIS規格外の規格に無いハサミゲージも得意としています。
JIS規格では測定できないポイントなどは、右の図のようにゲージ部分を細くしたりする必要があります。
また、対象ワークの硬度のよっては、ゲージ部分の材質を超硬へ変えたりと特別仕様のゲージを提案しています。
ハサミゲージとは?
はさみゲージとは、測定面が内側に向き合っている、軸用または外幅用ゲージです。
右の写真では円柱状のワークの外径を限界測定しています。
ワークにゲージの割れている部分を嵌めこみます。その時にゲージ部の止り部分で製品が止ったときがOK品と判定します。
従って、写真の製品はNGと判断します。
※写真で紹介しているハサミゲージは、超硬付きハサミゲージです。ゲージ部の硬度高く長持ちします。
ハサミゲージの合否判断方法
ハサミゲージでは早く簡単に誰でも合否判定ができる事が利点になります。逆に実測値が判断できないところがあります。
多くのお客様は、出荷前検査で全数のチェックが必要な場合などにご使用頂いています。今からお見せする写真は実際の合否判定の違いを表しています。
■注意点
ハサミゲージでの限界測定では、測定者の測定方法で合否判定が変る場合があります。自重での測定が条件でありますが、最終的には測定者の感覚で判断しますので、測定者の教育が必要になります。