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ハサミゲージ

この様な特殊ハサミゲージが得意です

クリタテクノでは、JIS規格外の規格に無いハサミゲージも得意としています。

JIS規格では測定できないポイントなどは、右の図のようにゲージ部分を細くしたりする必要があります。

また、対象ワークの硬度のよっては、ゲージ部分の材質を超硬へ変えたりと特別仕様のゲージを提案しています。




ハサミゲージとは?

はさみゲージとは、測定面が内側に向き合っている、軸用または外幅用ゲージです。

右の写真では円柱状のワークの外径を限界測定しています。

ワークにゲージの割れている部分を嵌めこみます。その時にゲージ部の止り部分で製品が止ったときがOK品と判定します。

従って、写真の製品はNGと判断します。

※写真で紹介しているハサミゲージは、超硬付きハサミゲージです。ゲージ部の硬度高く長持ちします。

ハサミゲージの合否判断方法

ハサミゲージでは早く簡単に誰でも合否判定ができる事が利点になります。逆に実測値が判断できないところがあります。

多くのお客様は、出荷前検査で全数のチェックが必要な場合などにご使用頂いています。今からお見せする写真は実際の合否判定の違いを表しています。

■合格の場合のハサミゲージと対象ワーク

ゲージ部分が段違いになっているので、その段の部分でゲージが止った場合は合格です。

写真移りを考えてゲージは対象ワークに対して斜めに入っていますが、基本は真上から自重で判断します。

■ワークが大きく不合格のハサミゲージと対象ワーク

ハサミゲージ口元で対象ワークが止っています。

この状態は対象ワーク最大合格範囲よりも大きいと判断できます。従って、NG品となります。

※写真は撮影の関係上、ハサミゲージを斜めに撮影しています。通常は直角にゲージを挿入します。

■ワークが小さく不合格のハサミゲージと対象ワーク

ハサミゲージ中心部まで対象ワークが入っています。

この状態は対象ワーク最小合格範囲よりも小さいと判断できます。従って、NG品となります。

※写真は撮影の関係上、ハサミゲージを斜めに撮影しています。通常は直角にゲージを挿入します。

■注意点

ハサミゲージでの限界測定では、測定者の測定方法で合否判定が変る場合があります。自重での測定が条件でありますが、最終的には測定者の感覚で判断しますので、測定者の教育が必要になります。

コチラのページをご覧頂いたお客様の続けてチェック先top3

1位、特殊ハサミゲージの仕上には成形研削加工が必須です→成型研削加工

2位、クリタのハサミゲージは信頼の証「校正証明書付」発行します→クリタの選ばれる理由

3位、ハサミゲージは自重を使って測定します、無茶な測定はゲージを悪くします→ゲージ管理について


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