【クリタテクノの信頼の証、ゲージ校正】
ゲージ校正は本当に必要なんです。
お手元の検査ゲージ、精度はシッカリと管理していますか??
検査ゲージは基本的SKS3の焼き入れ処理をした硬度hv660~の硬い材質で作られています。
しかし、長い期間使用すると、経年変化/金属磨耗/錆によって寸法精度が大きく変化してしまいます。変化している検査ゲージを使用し続けると色々な問題が発生します。
・納めた製品がロットアウトになってしまったり。
・組付け後の検査で一つの部品の精度が出てないが為に再組付けになってしまったり。
・最悪の場合は、一般消費者の手元で不具合が出てしまったり。
色々なトラブルが発生します!!
こんな、トラブルを未然に防ぐ為にも検査ゲージの校正を強く薦めるのです!!
「備えあれば憂いなし!!」
これは、モノづくりにとって大切な事です、安く早く製品を納める事はお客様に喜ばれます。
しかし、不良を出してしまっては、お客様を不安にさせてしまいます。信頼を築くためにも検査ゲージの校正をお薦めします。
【トレーサビリティって?】
トレーサブル(traceable)の名詞がトレーサビリィティ(traceability)で、計測器を校正する標準器が国家標準まで辿れることを確保されていることによって計測器の信頼性が証明されていることです。
そして、認定された校正機関をお客様が利用することによって、途中の校正の連鎖を意識することなくトレーサビリティが確保されるのです。
【トレーサビリティ 一口メモ】
トレーサビリティの始まり 旧ソ連が人工衛星を世界で始めて打ち上げたとき、アメリカは大変大きなショックを受けました。 スプートニックショックといわれ、この言葉は今でも使われています。 このときアメリカは「宇宙でソ連を絶対追い越す」という信念の元、綿密な計画を立て直ちに実行に入りました。 そしてその計画の中には「計測器と科学データの信頼性確保」が入っていました。 計測器の信頼性に関しては「全ての計測器をNBS(現在のNIST)トレーサブルとする。」であり、データの信頼性に関しては分野ごとにデータ評価、データ頒布を行うデータセンターを設立することでした。 当初の目的、目標、分野は変化して今日にいたっていますが、信念は今も変わっていないんですね。
【校正業務フロー】
打ち合わせ お客様と当社の営業が打ち合わせを致します。
校正内容(手入れの有無)、納期、価格、検査成績書、校正証明書、トレーサビリティ添付の有無等を確認させて頂きます。
↓ 作業内容の明確化 業務フローの各段階(ステップ)ごとに、要因の管理・点検、及び特性の検査測定を5W1H式に細かく規定したQC工程表作成し、作業内容を明確にします。
↓ 品質管理 すべての測定器・測定具は精密測定室(恒温・恒湿)にて管理している各種計測機器を使用して校正します。
↓ 包装・出荷 必要書類の添付の確認をし、お客様のお手元にお返し致します。ゲージの校正は御社と弊社の信頼が大切です。真心のこもった校正をいたします。